お疲れさまです。14日目の記録です。今日は売買がありましたが、依然として含み損銘柄の重みを感じる一日でした。
市場概況と日経平均の動き
本日、日経平均株価は 44,768.12円(前日比+395.62円/+0.89%) で引けました。
3日連続で最高値を更新しており、買いの流れが継続している様子が見受けられます。
アメリカ市場の上昇が追い風となり、特にハイテク・輸出関連銘柄に買いが入りやすい環境。国内では利回りや金融政策に関する警戒感が完全に消えたわけではないものの、株価上昇を支持する材料が優勢になってきています。
本日の売買報告と損益
- 三井物産(8031)
保有していた銘柄を売却し、+33,464円の利益を確定しました。
三井物産は資源・貿易関連の業績期待と世界の原材料価格の動きを見て保有していた銘柄で、今日は十分な利幅が取れたと思います。利確タイミングとしては現状の上昇相場を考えると悪くない判断でした。
含み損銘柄の現況
以下の銘柄は、利益確定したもの以外で含み損が継続しています:
- フジクラ(5803):売りスタートのポジションで含み損。戻りが弱く、利確方向に資金が流れている他銘柄との差が目立ってきました。
- 三井金属(5706):同じく売りスタート。非鉄金属の国際需給や原料コストが思ったほど下がらず、含み損の圧迫感があります。
- 川崎重工(7012):昨日から含み損が始まっており、高値掴みポジションの重さを感じます。業績面には一定の期待がありますが、戻しのタイミングと許容損の範囲を見定める必要があります。
含み損の総額は先日よりわずかに減少した感触がありますが、依然として心理的・資金的な重荷となっており、ポートフォリオ全体の見直しを試みる機会にしたいです。
昨日の予想との比較
昨日は以下のような予想を立てていました:
- 基本シナリオ:44,300〜44,600円でのレンジ推移
- リスクシナリオ:43,800円あたりまでの調整の可能性
- 強気シナリオ:44,700円超えの動きもありうる
結果として、日経平均は44,768円と、強気シナリオの領域に入る上昇となりました。基本シナリオでは収まりませんでしたが、予想のうち「上に抜ける可能性」を提示していたため、その点は当たっていたと言えると思います。リスクシナリオは発動せず、調整要因が見当たらなかったために回避された形です。
6火曜日の相場予測(9月1日)
下記のようなシナリオを想定中です:
- 基本シナリオ:44,700〜45,000円付近でレンジ内推移。利益確定と押し目買いが交互に出る展開。
- リスクシナリオ:円高進行または海外株の反落により44,500円を下回る調整局面。特に米金利やドル円為替がポイント。
- 強気シナリオ:もし輸出関連やハイテク株にさらなる買いが続くなら45,300円近辺まで上げ余地あり。政策の刺激発言や好決算も追い風になり得ます。
注目は輸出・資源関連。そして為替の流れ。これらが日経平均を次のステップに押し上げるか、それとも調整に引き戻すかを左右するでしょう。
今日の雑感と投資戦略
三井物産で利益を確保できたことは嬉しい収穫でした。利幅も十分で、相場の追い風を活かせたと思います。含み損銘柄のやや減少はポートフォリオにとって良い兆しですが、「戻りが弱い」「反転待ち」の銘柄が多いため、その間の精神的コストと資金拘束が気になります。
利益確定の銘柄をしっかり取ることと同時に、含み損銘柄の整理(損切りも含めて)を検討する時期に来ていると感じます。特に川崎重工のポジションは損失拡大リスクを抑えるためのラインを決めたいです。
また、過去数日の指数上昇を見ると、期待先行型の動きも多く見られます。妄信は禁物で、潮目が変わる指標(為替、海外経済指標など)にアンテナを張りながら、利益確定を柔軟に行う戦略を重視していきます。
注意事項
※本記事は筆者個人の売買記録と相場観に基づく内容です。銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。