こんにちは🌟
今回は、アスペクトを応用して「相性」を読むシナストリー(Synastry)の基本を紹介します。
シナストリーでは、自分のホロスコープと相手のホロスコープを重ねて、天体同士の関係(アスペクト)から人間関係の傾向を読み取ります。


  1. シナストリーの基本概念
  • アスペクトは「天体同士の角度=関係性」
  • シナストリーでは、自分の天体と相手の天体が作る角度に注目
  • 協力・緊張・引力など、関係性の質をアスペクトから推測

  1. 重要なアスペクトと相性の傾向(例)
アスペクト関係性の傾向
コンジャンクション(0°)強い共鳴。価値観や興味が重なる。衝突も強く出る場合あり
トライン(120°)自然にうまくいく関係。居心地の良さを感じやすい
セクスタイル(60°)穏やかに支え合える関係。協力しやすい
スクエア(90°)緊張・衝突が生まれやすい。互いの課題を刺激する
オポジション(180°)引き合うが葛藤も多い。相互理解が必要

  1. 実際の見方
  2. 自分と相手の天体度数を確認
  3. 「太陽×太陽」「月×月」「金星×火星」など重要な組み合わせに注目
  4. 角度差を計算し、オーブの範囲内ならアスペクト成立
  5. アスペクトの種類から関係性を読み解く

  1. サンプルシナストリー

例:自分 太陽牡羊座10° × 相手 太陽獅子座12° → トライン(120°前後)

  • エネルギーや価値観が自然に調和し、楽しい関係になりやすい

例:自分 月蠍座20° × 相手 月双子座18° → オポジション(約180°)

  • 感情面で引き合うが葛藤も多い。理解には時間が必要

例:自分 金星牡牛座5° × 相手 火星蟹座7° → セクスタイル(60°前後)

  • 恋愛面で穏やかな支え合い。自然な魅力や安心感をもたらす

  1. 書き手の感想

シナストリーを見て初めて、「この人とぶつかるのはアスペクトのせいか!」と腑に落ちる瞬間があります。
相性が良いだけでなく、スクエアやオポジションも「成長の機会」と捉えられるのが面白いところです。
占星術の面白さは、恋愛・仕事・友情など、人間関係を客観的に読み解ける点にあります。


  1. 実践課題
  2. 気になる人や身近な人のホロスコープを用意する
  3. 自分と相手の主要天体(太陽・月・金星・火星)のアスペクトを計算する
  4. どの関係が調和的か、どの関係に課題があるかを書き出してみる

⚠️ 免責事項

  • 本記事は占星術に基づいた一般的な解説であり、科学的根拠を保証するものではありません。
  • 内容は自己理解やコミュニケーションの参考としてご活用ください。
  • 占断結果による意思決定について、一切の責任は負いかねます。