ブログを始めた当初は、軽くて持ち運びやすい iPad mini7 が「最高の相棒」だと思っていました。どこでも気軽に下書きができ、アイデアを瞬時にメモするには理想的な端末でした。しかし、記事数が増え、毎日ブログを書く習慣が身についてくると、画面の見やすさや作業効率、編集の快適さが非常に重要であることに気づき、最終的に iPad Pro 11インチ(M2チップ・セルラーモデル) に再び乗り換える決断をしました。
今回は、その理由と実際の使用感を詳しくお伝えします。
目次
📌 iPad mini7での執筆生活:「最高のメモ帳」からのスタート
- 片手で持てる軽さとサイズ感は、外出先のカフェや通勤電車の中、ベッドで寝転びながらでも気軽に取り出して文章を書き始められるため、アイデアのスピードを逃さずメモできる点で非常に便利でした。
- Apple Pencilでのメモ取りや簡単な図解作成は、文章だけでなく思いついた構図やアイキャッチ案を直感的に描き留めることができ、ブログのアイデアの整理において欠かせないツールとなりました。
- 複数タブを使った調べものと下書きの同時進行は、画面の小ささゆえにどうしても窮屈で、リンクや引用元を確認しながら文章を整える作業ではストレスを感じることが多く、効率が落ちてしまいました。
- 記事編集の不便さも明確でした。WordPressやブログエディタを操作していると、画面の狭さから文字や画像のレイアウトを正確に把握できず、公開後に「思っていた見た目と違う」という問題が頻繁に発生しました。
📌 miniで感じた限界
- 画面サイズの制約
iPad mini7は下書きやアイデアメモには最適ですが、資料を参照しながら長文記事を執筆する場合や画像編集を同時に行う場合には画面が狭すぎて作業効率が著しく低下することが分かりました。 - 長時間作業の疲労感
小さい画面を長時間注視して文章を書くと、目の疲れや肩・首への負担が増え、ブログ作業を1日2時間以上継続すると疲労が蓄積し、集中力も途切れやすくなるという問題がありました。 - 周辺機器との相性
外付けキーボードやスタンドを使用しても、画面が狭いため文章の全体像を見ながらプレビューを確認することが難しく、記事の微調整や装飾作業において操作感に限界を感じることが頻繁にありました。
📌 iPad Pro 11インチに戻ってわかった「快適さの圧倒的差」
- 大画面によるマルチタスクの自由度
11インチの画面サイズなら、Safariで調べ物をしながら横にWordPressを表示し、さらに小窓で画像編集アプリを開くことも可能で、複数作業を同時進行できるため、記事制作のスピードと精度が格段に向上しました。 - Magic Keyboardとの組み合わせで文章作成がスムーズに
ラップトップのようなタイピング感覚とトラックパッドによる精密な操作が可能で、文章の装飾、見出しやリンク設定、段落の整形までスムーズに行えるため、ブログ執筆におけるストレスがほぼなくなりました。 - M2チップによる余裕のある処理性能
画像編集アプリやAI文章生成ツール、クラウドへのデータアップロードなど複数の負荷の高い処理を同時に行っても遅延やカクつきが発生せず、作業を中断することなく集中して取り組めます。 - セルラーモデルで外出先でも安心して作業
カフェや移動中でもWi-Fiを探す手間がなく、大容量の画像や動画ファイルをアップロードしながら記事を仕上げることができ、作業効率を落とさずに作業できます。 - 長時間作業でも目や肩への負担が少なく、集中力が持続
画面サイズの広さと文字の見やすさにより、目の疲労が軽減され、記事の構成や文脈を全体的に把握しながら執筆できるため、1回の作業時間を長く確保しやすくなりました。
📌 iPad miniとProを「ブログ視点」で徹底比較
項目 | iPad mini7 | iPad Pro 11インチ M2 |
---|---|---|
サイズ・重さ | 軽量で片手操作が可能、外出先での気軽な下書きに最適 | やや重いが持ち運べる範囲で、ラップトップ代替として十分に使える |
作業効率 | 下書きやメモ中心の作業に向くが長文編集には不向き | 本格的な執筆や画像編集、マルチタスク作業に最適 |
マルチタスク | 2アプリ程度の同時操作は可能だが窮屈で効率低下 | 2〜3アプリを並列表示でき、操作も直感的で効率的 |
長時間使用 | 画面が小さいため目や肩の疲労が蓄積しやすい | 画面が大きく文字も読みやすく、長時間作業でも疲れにくい |
周辺機器連携 | キーボードやスタンドは使えるが操作性に限界あり | Magic Keyboardやトラックパッドとの相性抜群でPCライクな操作が可能 |
モバイル性 | 軽量で持ち運びに優れる | 出先での作業も可能だが、より快適に作業するなら集中スペースの確保がおすすめ |
📌 iPad Proに替えてから改善した作業フロー
- 記事構成の作成
Safariでリサーチしながら、Notionやメモアプリにまとめたアイデアを横に表示することで、全体像を確認しながら構成を組み立てられるようになりました。 - 下書きから清書への移行
Magic Keyboardで文字入力のスピードを確保しつつ、段落構成や見出し、リンク設定を直感的に整えることができ、ブログ記事全体の完成度が飛躍的に向上しました。 - 画像挿入と調整
CanvaやAffinity Photoで作成したアイキャッチや図解をそのままドラッグ&ドロップで記事に挿入でき、色調整や文字入れも直感的に行えるため、画像編集にかける時間が短縮されました。 - 公開前のプレビュー確認
Safariで公開画面を同時に確認できるため、記事全体のレイアウトを即座にチェックし、必要な修正をその場で行うことが可能になりました。
✅ 結論:「趣味」から「習慣」へ移行するならProは必須
- iPad mini7 は外出先での下書きやアイデアメモに非常に便利で、軽くて手軽に扱える点は今でも魅力的です。
- iPad Pro 11インチ は、ブログを毎日更新し、記事を高品質に仕上げる習慣を作る際に最適なデバイスであり、作業効率・快適さ・編集力のすべてが格段に向上します。
私の場合、miniは インスピレーションを拾うための道具、Proは 記事を完成させるための作業場 として使い分けることで、ブログ運営の効率と質を最大化できるようになりました。
もしこれから本格的にブログを育てたいと考えている方がいるなら、迷わず iPad Pro 11インチ をおすすめします。